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簡単に出来た♪ ベルギーリネンのストール!<製作編>

こんにちはー!

のりこぐまです〜。

 

 

のりこぐま
リネンのストール、製作編になります♪
いよいよですね、楽しみです!
まいさん

 

ありがとうございます〜。

では、さっそく、作り始めましょう♪

 

今回は、幅75cm〜110cm程度×長さ2mのストールを複数枚作っています!

 

準備編はこちら↓

 

 

〜製作編〜

 

リネンのストールの作り方。

大まかな流れは、次のようになります。

ストールの作り方説明

こんな手順で作りました!

 

簡単!ストールの作り方

  1. ヨコ糸を抜いてカットする。
  2. 耳を切り落とす。
  3. ヨコ糸を抜く。
  4. タテ糸を抜く。

完成です!笑

 

のりこぐま
要は、きちっと長方形に生地を切って。
あとは糸を抜きまくってフリンジを作ればOK!

では、順番に見ていきたいと思います〜〜。

 

1. ヨコ糸を抜いてカットする。

 

さて、まずは、フリンジの長さを揃えるため、ヨコ糸を抜いて行きます!

 

すみません…意味がわかりません…
まいさん

 

そうですよね、こう書くとわかりにくいですよね(汗)。

でも大丈夫、やる事は、すこぶるシンプルです!

 

今回使うリネンは、いわゆる、織物の布帛と呼ばれる生地になります。

布帛のイメージ図

タテ糸とヨコ糸から成ります。

 

この、ヨコ糸、タテ糸を抜き去ると、フリンジができるわけなのですが。

 

実は、手元に届いた生地の生地端は、
上の図のように必ずしもまっすぐカットされていなくて。

実はまちまちになっていることが多いんです。

 

 

イメージこんな感じ。

 

ガタガタな切り口

切り口はこんなふうにガタガタ…

 

タテ糸の長さがバラバラの状態です。

 

フリンジを作る場合、この図で言うと白いヨコ糸を抜いて。
緑のタテ糸を残すことでフリンジとするのですが。

 

このまま、ヨコ糸を抜いてしまうと…

 

のりこぐま
フリンジの長さがまちまちになっちゃいます…

 

それだと変ですよね(汗)。

ここはパッツン前髪を目指さなくては!笑

 

と言うわけで、まずはヨコ糸を1、2本抜きまして。

こんな状態にして…

ヨコ糸抜いた模式図

隙間ができます!

 

できた隙間をカットする、と言う作業を初めに行います。

 

のりこぐま
これで、フリンジの長さが均一になりますよ♪

 

実際にヨコ糸を抜いた後の生地の様子がこちら。

ヨコ糸抜いたところ写真

抜いたヨコ糸に沿ってカットしましょう!

 

こんな感じで、線が見えます〜。

そしたら、後はこの線に沿って、丁寧に裁ち鋏でカットすればOKです。

 

のりこぐま
ここだけは、慎重にゆっくり行いましょう♪

 

 

その、ヨコ糸の抜き方ですが。

 

まずは、耳にちょっと切れ目を入れます。

 

のりこぐま
生地幅の端のほつれてこないところを生地の耳と言います。

 

こんなふうに。

耳をカット

2cmくらい切れ目を入れます。

 

この切れ目から、ヨコ糸を1、2本選びまして。

出だし

カットしたところのヨコ糸を…

 

後は、ひたすら切れないようにゆっくりと引っ張って抜いていきます!

ヨコ糸を抜いている途中

ギャザーを反対側の生地端に送りながら抜いていきます。

 

反対側の耳まで到達した時に、糸が抜けないようなら、
そちら側の耳も少しカットしてください。

今回のリネンはいずれもそのまま抜けました〜。

 

 

完全に抜ききると、先ほどのように、こんな線が見えます!

 

ヨコ糸を抜いたところ

透けて見えるところが抜いたところ。

 

が、画像だと、縦になっていますが…

この向こうが透けている部分がヨコ糸を抜いたところになります。

 

 

もし、途中で糸が切れた場合はどうしたらいいですか?
まいさん
のりこぐま
その場合は、抜いたところまでカットして、
そこから再び引っ張りましょう!

 

途中で切れた時

まさに切れたヨコ糸ではなくても、ほつれてきたものがあれば大丈夫!

 

この抜いたところ、生地の耳から反対の耳まで。

丁寧にハサミでカットしたら、第一工程は完了です!

 

カットする様子

もうすぐゴール!ここは丁寧に切りましょう。

 

これで、タテ糸がまっすぐ揃いました♪

 

ちなみに、写っているハサミはこちらです〜。

糸切り鋏としても、ちょっとした裁ち鋏としても使えて超愛用中です!

あると便利!クラフトチョキ!

 

 

2. 耳を切り落とす。

続いて。

 

今度はヨコ糸を揃えるため、耳を切り落としていきます〜。

こちらもまっすぐカットしたいので。

 

ちょうど、耳の境目を丁寧に切りましょう!

 

耳の切り落とし方

境界線を目印に切り落とします。

 

今回は、長さ2mにしたのでそれなりに長いです!笑

 

きっちり切り落とせるか自信がありません…
まいさん
のりこぐま
丁寧に、丁寧に、と言っていますが、数ミリのズレならOKです!

 

最後はフリンジ、ちりちりになるので(笑)。

cm単位でずれなければ、目立たないので、
フリーハンド?の感覚で大丈夫です〜。

 

ちなみに、今回生地を購入させていただいた、生地の森®︎さんの場合は。

こんなふうに耳にラインが入っていたので。

耳のライン

赤と青の2本のラインがありました。

 

のりこぐま
少しでも幅を出そうと、このラインに沿って切りました。

 

実は私…

生地の耳ってもっと頑丈なものだと思って、
初めに作ったストールは完全に耳を切り落としたのですが。

 

触っていたら普通に耳も解くことができた!ので。

少しでも糸を無駄にしたくない〜となりました(笑)。

 

耳の作りはもしかしたら生地によって違うかもしれないので、
この辺りは実際の生地でご調整ください!

 

少なくとも完全に耳を切り落とせば、問題なくフリンジにできます〜。

 

 

3. ヨコ糸を抜く。

 

さぁ!

のりこぐま
お楽しみの時間です!

 

(笑)

 

どんどん、糸を抜いてフリンジを作っていきましょう〜。

 

初めに、4〜5本、タテ糸を数cmだけ解いておくと、
横糸が抜きやすくなります!

 

ヨコ糸のスタート

タテ糸を抜くことで、ヨコ糸のほぐし口?になります〜。

 

初めはほんと、スルスル〜っと抜くことができます。

 

のりこぐま
ここが…めっちゃ楽しい!(笑)

 

ただ、だんだん引っかかりやすくなりますので、
その時はヨコ糸を抜いた時のように真横に抜くといいですよ。

 

ゴースはお好みのフリンジの長さになったらOKです。

今回私は、3cmと5cmと両方作ってみましたが。

フリンジの長さ

すでにだいぶくるっくるになってますw

 

ここはお好みで良いと思います。

 

のりこぐま
好きな長さのフリンジにしてみてください♪

 

 

4. タテ糸を抜く。

 

ヨコ糸が終わりましたら。

続きまして、タテ糸も同じように抜いていきます!

 

のりこぐま
タテ糸の方が、長いので根気よく行きましょう〜

 

抜けた糸がほんと、結構なボリュームになります(笑)。

根気がいる説明

1本1本抜いていくことになります〜。

 

こちらもゴールはお好みで。

個人的には、そんなに長くしなくてもいいかな、と思います。

 

目標の長さまでフリンジができたら完成です!

 

5. 仕上げ

 

正直言いますと…

仕上げは不要です!

 

え?でも、どんどん、ほつれてきませんか?
まいさん

 

大丈夫なんですよ〜。

 

と言うのも。

出来上がったフリンジ同士が、ある程度、勝手に束になってくれるので。

 

特にミシンでステッチなど入れておかなくても、
これ以上どんどんほつれてくる事はありませんでした!

 

少し補足すると。

準備編でご紹介した、生地の森®︎さんの洗いこまれたベルギーリネンシリーズは。

 

フリンジ部分も洗いこまれた感じで柔らかかったため、
ほんと、そのまま使用しているだけでいい感じにまとまってきました

 

一方、リネンのお店 Cadeau屋(かどや)さんのリネンは。

 

フリンジ部分も直毛だった(笑)ので。

一度、洗濯をかけることでフリンジ部分はまとまってくれました。

 

なので、この辺りは、お使いの生地に合わせて、
必要そうであれば一度お洗濯をかけていただくのが良いかと思います!

 

 

〜使用編〜

 

さ。

完成したストールですが。

 

さっそく使ってみましたよ〜。

 

実際に使ってみました!

 

お恥ずかしながら。

使用画像集がこちらになります〜。

 

使用着画

実際に使ってみました♪

 

いい感じ!

 

のりこぐま
体重計が見たことない数字※を叩き出している私が
モデルなところは差し引いて評価ください…

※妊娠中も含む…ヤバすぎ!

肩から羽織る分には、25番もいけました。

 

とはいえ、25番手の生地で作ったストールは、
2mを身にまとうにはちょっとボリューミーだったので(汗)。

 

こちらは、就寝時のブランケットになっています(笑)。

夏場の次男5歳が寝入る時だけかけてます、すぐに蹴り飛ばしてますw
でもリネンのブランケット、いい感じです♪

 

 

ストールおすすめなのは?

 

今回いろいろな生地でストールを作ってみましたが。

結論として…

 

ストールにおすすめの糸の番手は

  • さらっと羽織りたい♪なら60番(薄地)
  • 少しボリュームが欲しい〜なら40番(中薄地)
  • もっと本気で!ボリュームが欲しい!なら25番(中厚地)

 

25番は巻かない想定ならありかなぁ、と思います。

もしくは長さを調整するか。

 

40番、60番はお好みかと思います。

 

のりこぐま
夏の冷房対策や日差しよけなら60番。
春先の防寒が目的なら40番、がおすすめかと思います〜。

 

ちなみに生地屋さんの差ですが…

 

のりこぐま
やっぱり仕上がりはお値段に比例する感じでした。。。
どちらも同じとはいかなかったんですね!?
まいさん

 

はい…。

 

高級ラインは高級な感じ。

リーズナブルラインは、リーズナブルな感じ、となりました。

 

生地の森®︎さんのリネンは、ほんと、糸抜くだけで
高見えしてサマになるストールができるので。

どうせならいいものが欲しい!という方にはほんとおすすめです。

 

のりこぐま
「ベルギーリネン」も「洗いこまれた」も
謳い文句は伊達じゃない!という感じです〜。

 

一方、リネンのお店 Cadeau屋(かどや)さんのリネンは。

さらっとした仕上がりで、冷房よけに羽織る分には十分な感じでした。
春先の防寒用には物足りないかと思います。

 

ですので、欲しいストールのイメージ図に合わせて、
生地をチョイスされると良いかと思います!

 

追加で作るなら!?

 

えぇ…

我が家にはもう十分すぎるリネンストールがあるわけなのですが(笑)。

 

追加で作るなら!

この辺りの生地が気になっています〜。

 

広幅タイプでさらにボリューミーor縦半分でスッキリサイズ。

 

柄物もありました!

こんなチェックのストールも気になる〜。
ベイクルーズでも見かけた〜。

 

ウールリネンであれば、秋冬も行けますかね?

 

ウール13%とのことですが。

気になります…!

 

のりこぐま
試してみたくなりました〜!
ま、まだ作る、というか、生地を買うんですか??
まいさん

 

う…。

ご指摘ごもっとも(笑)。

 

冬まで考えたいと思います!
買わないとは断言できないw

 

というわけで、リネンのストールの作り方でした。

難しいところはなくて、ひたすら糸を抜くだけですので。

 

ぜひぜひ、気に入った生地で作ってみてください〜!

 

 

冬用も同じ作り方でできますよ♪

 

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  • この記事を書いた人

のりこぐま

私自身も娘の妊娠をきっかけに服作りを始めました! 普段は震災復興【応援パンツ】活動と、3人の子供達の服を自作しつつ、フルタイムで働いています。

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