以前、熱く語らせていただきました、ロックミシン。
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今日は、そのロックミシンに関連したお話となります〜。
特におパンツ作りでは、ロックミシンべた踏みして縫っています(笑)
のりこぐまとおパンツ作りの関係は自己紹介にて(笑)
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さて、そのロックミシン。
そのロックミシンについてですが。
お持ちのみなさまに、質問させてください。
ロックミシンのメンテナンス、
どうしていますかー!?
というわけで、本日は。
他力本願(笑)オーバーホールについて語りたいと思います。
あ、ちなみに。
我が家のロックミシンはこちらです〜。
baby lockの手動糸調子タイプの衣縫人。
最近は、自動糸調子の方が主流になっているのかもですが。
ロックミシンの種類が変わると、
(期間やお値段含め)違うところも出てくるかと思いますので、
その点はご了承くださいませ。
普段のお手入れ方法
実は私。
普段はロックミシンのお手入れ、ほっとんど、しません。
今で困ったことはないんですよねぇ。
あ、前面のカバーを開けて、ほこりを落とす、くらいはやります。
これ、ボトムス2着縫い終わった時点の様子なのですが。
そして、全面カバーを開けると。
あ、以下、閲覧注意です!
か〜な〜り、ひどいことになっています。
この埃を払って。
これでも、これが限界〜。
はい、ほぼこれだけです。
衣縫人は背面が平らなので、倒して底を開けて、ということもできるらしいのですが。
まだトライしたことがなくて。
油も差したことすらありません。
が。
来年の1月で購入して10年になるロックミシン、
今のところ、至って快調に動いておりますー!
その秘訣が、オーバーホールなのかなぁ〜と思っています。
あと、以下は余談ですが、衣縫人の場合、定期的に使うことも大事なようです。
後で出てくるかかりつけのミシン屋さん曰く
「使っていないと固まって動かなくなる、日常的に動かしていたら大丈夫」
とのことでした!
オーバーホールの頻度
それで。
ほっとんど手をかけていない(笑)普段のお手入れの代わり、と言ってはなんですが。
オーバーホールって、言葉になじみがない方も多いですかね?
オーバーホールとは
機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、
新品時の性能状態に戻す作業のことである。
〜ウィキべディアより〜
な、なんか、「部品単位」と言っちゃうと若干語弊がある気がしますが。
ミシンの場合は、
分解しないと掃除できないところまでキレイにしてもらって
消耗品のパーツが傷んでいたら交換してもらう
という感じかと思います。
切りながら縫うロックミシンはなおのこと…!
そんなわけで、私の場合ですが。
おおよそ、3年に1回の頻度でオーバーホールに出しております。
ちなみに縫う時で、パンツは年間300枚以上縫います。
そうですね〜。
量ではなく頻度で言うと、時期によって出っこみ引っ込みの差はあれ。
日常的にロックミシンを動かして何か縫っている、状況です。
そんな場合は、3年というのは、程よい目安になるかと思います!
オーバーホール、どこに頼む?
実は…。
すでにこちらの記事で書いてしまっているのですが(笑)。
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私は、品川区にあります、「石毛ミシン商会」さんにお願いしております。
なぜここにお願いしたかというと、理由は簡単で…
大田区なら無料引き取りに来てくれるから!
いやいや、ここ、大事なポイントですよ。
なんと言ってもミシンは精密機械。
その場合は購入時の箱を使うことになると思うのですが。
それを考えて購入時のでっかい箱取ってありますが、結局使ってないw
箱に入れるとかなり嵩張るから送料だってもったいない。
(個人差大きそうですけど)
というわけで、ミシンを回収してくれるかどうかは、
チェックポイントに入れても良いかと思います(笑)。
もちろん、お住まいの地域によっては配送せざるを得ないこともあるかと思います。
その場合は、依頼先の選択肢が広がるかと思うのですが。
なんていうんですかね、ミシンのオーバーホールって、
ある程度ニッチなサービスなので。
ある程度ちゃんとしてそうなところ(ミシン販売店や修理専門店)であれば、
そんなに警戒せずにお願いしても良いかと思います。
私が職業用ミシンを購入したミシン屋さんの系列のミシン販売専門店さんでも
オーバーホールのサービスはあるようです。
こちらは信用してよいかと!
不安な場合は電話や問い合わせのメールをしてみるのも良いかと思います!
対応で結構わかることもありますからー。
いざ、オーバーホール!
いざ、というか、帰ってきたところになりますけれども(笑)。
今回は、こんな感じでビニールに入った状態で車で運ばれてきました〜。
じ、実は、正確にいうと、オーバーホール出したのが2021年の1月なのですが。
ブログアップまで油断するとほぼ1年かかっているっていうね…
時代ですよね〜。
交換済みのメスと共に、「除菌スプレー済」のメモも貼ってありました。
さて…
気になるお値段と作業内容はこちら。
写真入りのレポートをいただいております。
お値段と作業内容
<お値段>
8,000円(税抜)
<作業内容>
●上メス交換修理(備品の中から交換)
●各部の掃除・注油(下ルーパー糸道掃除)
●モーターカーボン消耗点検(OK)
●試し縫い調整
<作業期間>
約1週間
金額にパーツ代は含まれていません(作業代のみです)。
この、8,000円を高いとみるか安いとみるかですけど…。
私は安い方なんじゃないかなー、と思っています。
しかも、石毛ミシンさん、複数台出すと割引してくれる!
ミシン販売専門店さんだと、1万5千円以上するみたいですしね〜。
そういう比較を抜きにしても。
突然の故障や不具合も避けられると考えれば、高くない!
と、考えております。
繰り返しになりますけど、
来年の1月で購入から丸10年になるロックミシンですけど、
今のところ、故障知らずですから〜!
作業期間=ミシン不在期間は、大体1週間です。
この期間は、大概職業用ミシンだけですむガーゼ小物を作っているか、
延々裁断をしています(笑)。
私の場合、ミシン作業は早朝&週末だけですので、
1週間程度のロックミシン不在であればそこまで苦になりません。
それじゃ困る〜という方は、
オーバーホール期間中レンタルしてくれるサービスがあるところを
探すと良いかもです!
Myミシンさんでそんなサービスを見つけました〜。
さらに費用はかかりますけどね…。
さて、レポートの続きなのですが。
以下…
再び閲覧注意でお願いします!
はい、覚悟が決まった方だけどうぞ(笑)。
ちょっとだけ色合いをぼかしてみました〜。
いや…すごいですよね(笑)。
もう、笑うしかない!
笑
少し解説しますと。
まず、右上の黄色の矢印ですが。
上メスの前後の写真になります。
ロックミシンの特徴は、なんといっても生地をカットしながら縫うこと。
私は常に上メスの新品をストックするようにしています。
下メスはよっぽどじゃない限り交換しなくて大丈夫とのこと(石毛ミシンさん談)。
目安はロックミシンの空環(ロックミシンで出てくる糸)をメスでカットしたときに。
空環がさっと切れずに手前に逃げてくるようになったら、メスの替え時、になります。
これも石毛ミシンさんの受け売りw
ちなみに、私はメスを毎回オーバーホール時に交換してもらっているので。
自分で交換したことは1回しかないのですが。
一応自分でも交換は可能ですー!
参考まで、その時の様子です。
そして、もう一度レポート写真をアップしますが。
下真ん中あたりの黄色矢印。
これは、ミシンの送り歯の下に詰まっていたホコリだそうです。
この部分です〜。
そして、ここは分解しないと掃除できないところ、と言われました。
じ、実はですね、この時のオーバーホール。
私的には、ちょっと早かったかなぁ〜なんて思っていたんですよ。
でも、このホコリの量…。
言われました。
「良いタイミングでしたね。」と!
笑
いいタイミングでお願いできてよかったです〜。
ロックミシン復活!
さ、ロックミシンが戻ってきましたので。
定位置にセットします〜。
我が家のロックミシンの定位置は、ロックミシン専用スペースでして。
トリムビン用にコの字に切り込みがあります〜!
ミシンスペースはまた機会があれば別記事で紹介しますね。
あ、トリムビンというのはこういうので。
ロックミシンからでるカット屑を受けるためのグッズになります。
切り落とした布屑が散らからないですし、
ミシンの振動も少しカバーしてくれるので。
ロックミシン買うなら是非一緒に購入することをおすすめしたいグッズになります!
なぜか追加購入しようとすると送料高めのところが多いんです…
リンク先(楽天の)は安心の安藤ミシン店さんです。
というわけで、定位置に戻ってきたロックミシンは。
再び快調に動き出したのでした〜。
まとめ
最後にロックミシンのオーバーホールについてまとめてみます〜。
のりこぐま的ロックミシン・オーバーホール
●ロックミシンは衣縫人
●日常的にロックミシンを使用
●オーバーホールの頻度は3年に1回
●費用は8,000円(税抜)
これで、約10年間全くトラブルなし!
と、いうのが私のロックミシンの実績となります。
ロックミシンの使用頻度次第では、5年に1回くらいでも良いかもしれませんが、
私の場合は3年がいいところな模様。
そんな、ロックミシンのオーバーホール、おすすめな人はこんな感じ。
こんな人におすすめ!
- 日常的にロックミシンを使っている。
- ロックミシンが急に壊れると困る。
- 長くロックミシンを使いたい!
- (価格帯の高い)上位機種のロックミシンを使っている。
上位機種のロックミシンを長く使おうと思ったら、
ロックミシンのオーバーホールはほんとおすすめです〜。
15年は使うつもりでいます!
笑
一方で、デメリットもないわけではありません。
デメリットはこんなとこ。
- お金がかかる。(1万円前後は見た方が良いかも)
- オーバーホール期間、ミシンが使えない。
ロックミシンのところでもお話しましたが。
ロックミシンって、安価な機器と、高価格帯の機種に分かれております。
安価なロックミシン(4〜5万円台)であれば…
無理にオーバーホールは出さず、都度修理、修理できなくなったら更新(買い替え)、
という考え方も十分にありかと。
あとはオーバーホールの期間はミシンが使えないので、少々不便ですし。
その期間もミシンが必要!となると、
レンタルミシン代がさらに嵩むことになるかと思います。
とはいえ、壊れた場合もミシンが使えなくなるのは同じですからねぇ。
オーバーホールって。
壊れる前に、壊れないように、メンテナンス、なんですよ。
「急に使えなくなった!」
「明日までに完成させたいものがあるのに!」
といった事態に遭遇したくないのであれば、
コストの問題さえクリアできるのであれば、
やっぱりオーバーホールはおすすめしたいと思います♪