こんにちは、のりこぐまです!
今日から早速、詳細な話をしていきたいと思います〜。
服づくりを始めたい!と思ったら。
まず、用意しなきゃ、と思うのは、ミシンですよね〜。
ミシンについては、先日こんな記事をアップしましたが。
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ミシンを買う前に是非やって欲しいこと!
こんにちは、のりこぐまです♪ 実は… 先にミシンの種類の記事を書き進めていたのですが。 まいさん はい、そうなんです。 私のハンドメイド仲間のmakoさん調べによると。 ミシンの購入、店舗とネット、ほ ...
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今日からは!
ミシン…と一言で言っても、
実はいろんな種類のミシンがあります。
ミシンの種類
- 家庭用ミシン
- 職業用ミシン
- ロックミシン
- カバーステッチミシン
*正確には、上記ひっくるめて家庭で使われるミシンは、
工業用と比較し、全て家庭用ミシンと分類されるのですが、
ここでは便宜上、職業用ミシンと比較して家庭用ミシンと呼ばせていただきます。
家庭で服作りをするのに、
登場する可能性のあるミシンはだいたいこの辺りかと思います。
聞いたことない名前もあります(汗)
そうですよね〜!
私も服作りを始めようと思った時は、
ミシンの種類なんてさっぱりでした(笑)。
それでは今日は、いわゆる、家庭用ミシンについて、
語っていきたいと思います♪
いわゆる、ミシンといえばこれ!
先ほども小声で言いましたが、正確には工業用ミシンと比較し、
家庭内で使うミシンは全て「家庭用ミシン」なのですが。
まず、ミシンと言って思い浮かべるイメージに相当するのが、
この家庭用ミシンだと思います。
家庭用ミシンの特徴としては。
- 直線、ジグザグ、ボタンホールなどが縫える。
- パネルを押すだけで設定が簡単。
といった、まぁいわゆる、「普通のミシン」(笑)になります。
ちなみに、マイファーストミシンはこのタイプ。
3万円台です。
ユザワヤさんオリジナルブランドのミシンで、蒲田の店舗で購入しました。
いわゆる、電子レンジや炊飯器、洗濯機といった白物家電と一緒で。
ボタンを押すだけで、自分がやりたいことをやれる。
それが、コンピューターミシンになります。
上の、アニュドールブランIIも、画像でわかりますかね〜?
HPによると、70種類もあったらしいです。
飾り縫いとか、そんなに出番はないですが、
ちゃんと綺麗に模様が縫えるので、結構楽しかったです。
さて、コンピューター制御されている、これらのミシンは。
パワーも機能もそれぞれ。
多分、そこが、ミシン購入の際に悩むところになると思います。
家庭用ミシンの性能の差って?
先ほどご紹介したアニュドールブランIIですが。
実は重さ4.6kgで、「コンパクトミシン」に分類されます。
ユザワヤさんのオリジナルブランドミシンには、
アニュドールブランVというのもあるのですが。
こちらはなんと、お値段6万円越え。
そうなんですよ〜。
よくよく見ると、ワイドテーブルとフットコントローラーがこちらは別売りなので。
しかもですね、重さは8.4kgと、こちらは倍までいきませんが。
かなり重くなっています。
HP上では、これ以上のスペックの差が確認できなかったのですが。
おそらく、1分間あたりに何針縫えるかとか。
そもそものモーターのパワーが違っていることと思います。
推測するに、アニュドールブランVは「フルサイズミシン」になるのではないかと。
例えるなら、軽自動車と、乗用車というところでしょうか。
車の例えが好きですみません(笑)。
まだまだ登場します、運転しない人にはピンと来ないだろうな、ごめんなさい…
ちなみに、この家庭用ミシン。
上を目指せば、まだまだ上がいます。
逆に下の方にもまだまだある(1万円台とか)と思います。
参考まで、私の二代目ミシンは、すでに販売中止の刺繍機能もある、
フルサイズのミシンを母の知人から譲り受けたのですが。
当時は30万円くらいしたそうです…!
もし、同程度の機能のものを買おうとすると、11万円くらいするようです。
あ、刺繍ミシンと言っても、普通のミシンとしても使えますのでご安心を。
この刺繍機能は刺繍機能で、入学入園グッズなどには便利でした。
さて。
コンパクトミシンと、フルサイズミシン、両方使ってみて一番に実感するのは。
やはりパワーの差でした。
軽自動車だと、高速道路で追越車線は厳しー!となるように、
コンパクトミシンだと、厚みがあるものや段差は、ムリー!となるんですよね。
ところが、フルサイズミシンだと、何のその!でガンガン行っちゃう。
結果として…
私が無理させすぎ、ってことですね…
昔のことながら、反省(汗)
それで、初心者はどのミシンを選んだらいいの?
それじゃ、初心者は、どのミシンを買えばいいんですか?
はい、ついに、その質問に答える時がやってまいりました。
私、のりこぐま、個人的には。
誤解を恐れずに断言しますと。
まずはコンパクトミシンで十分!
と、思っています。
先ほど、ご紹介したアニュドールブランIIも。
家庭用ミシン本体 『アニュドール ブランII CPE1501』 brother ブラザー
改めて見ても、いいミシンです。
私が持っていた頃より、いい機能がつきましたね。
「初めてミシンを買う」
「最後に触ったのが学校の家庭科の授業」
そんなことを言ったところ、ユザワヤの店員さんが勧めてくれたミシンでしたが。
本当に程よいミシンだったな、と今でも思っています。
ただですね〜。
私が(次にご説明する)職業用ミシンの購入でお世話になって。
ミシン販売店さんとして、信頼している、
格安価格と安心5年保証の日本ミシンサービス株式会社さんは。
「初心者こそ、良いミシンを」
と、謳ってらっしゃるのですよね〜。
日本ミシンサービスさんの主張
- 最初から上手く縫えないと、ストレスが溜まりそれ以上使わないことがある。
- 高性能ミシンほどアシスト機能や丈夫さがあり、トラブルを回避できる。
ゆえに、初心者(要塞力がない方)こそ、高性能ミシンを選んで、
ストレスのない楽しいミシンライフを送ろう!
うーん、わかるんです、仰りたいことはよーくわかる。
でもね、元初心者代表として、言いたい。
必ずしも困らないとは言えないでしょ?
逆にいうと。
最近のコンパクトミシンは、コンパクトミシンとはいえ、
非常に性能がいいと思います。
実際、アニュドールブランIIを1年半ほど使っていましたが。
布帛もニットも、何ならデニムだって縫えましたよ?
要は…
楽しいミシンライフを送るには、どんなミシンだろうと、
使いこなせるかどうかにかかっている!
と、思うのですよ。
なので、ミシン購入の前には、一度実物を触ってみて欲しいとは、
前回お願いした通りなのですが。
あとですね。
今からミシンでいろんなものを作りたい!
あれもこれも作れたら、夢が広がる!
と、いうところに水を差すことになったら、本当に申し訳ないのですが。
ミシンを使いこなせる以前の話で、
正直なところ、時間も、お金も、かかります。
その結果、買ったけど、結局使わない…ということも、
大いにあり得ます。
夢を壊す発言でごめんなさい!(汗)
というわけで。
本当に本当の初心者さんで。
右も左も分からないけど。
まずはミシンに挑戦したい、というのであれば。
コンパクトミシンから始めるのがいいのかな〜、と思っています。
コンパクトミシンの現実…!
実際に、コンパクトミシンでどんなものが作れたのか、
ご紹介をしたいと思います。
まずは、こんな、夏物のシャツ。
それから、トップ画像にある、赤ちゃんのガーゼのおくるみも作りました。
こういう、ガーゼの小物や、布帛の服などはイメージしやすいかと思います。
他には。
こんな、ニットのベビー服も、家庭用ミシンで作りました!
ニットと布帛の違いはまた別記事で詳しくご紹介しますね〜。
確かに、コンパクトミシン、厚みがあるものは、難しいですが。
コンパクトミシンと侮るなかれ。
あと作れないのは、ミシンの問題よりも、私の腕の問題だった、気がします(笑)。
さて、ここまで低価格のコンパクトミシンを推してきましたが。
コンパクトミシンにも当然デメリットはあります。
それは、ズバリ…
えぇ、先ほど、アニュドールブランを1年半使った、と言いましたが。
1年半で、調子が悪くなりました。
今となれば。
もはや仕方ない、使いすぎ、と観念せざる得ないのはわかるのですが。
当時は…。
と、悩みましたよね(笑)。
本気で動かなくなるなら、逆に簡単に諦めもつくのですが。
その気になれば普通に縫える、時々、機嫌が悪くなる。
と言う程度だったので…。
逆に修理にならない。
かといって、オーバーホールするほどの本体価格でもない。
要は。
コンパクトミシンは、頻度としてはたまに小物を作るくらいの人向け。
という、ことなんだと思います。
ただ。
全くの初心者で、壊すぐらいコンパクトミシン使えたら、
それなりな作品ができているわけです。
だったら、もう、元は取ってる、と思うのですよ!
はい(笑)。
なので。
コンパクトミシンをはじめに買って…
- 思ったほどミシン使わなかったら、一番損しない。
- ミシン使いすぎて壊しちゃったら、元は取った。
と、言う考え方で。
ほんとの初心者さんにはコンパクトミシンを推す、私、のりこぐまでした!
いいミシンを買うなら欲しい機能は?
はい、そんなわけで、これまで「初心者」さんにはコンパクトミシンを推してきましたが。
逆に言うと。
初心者ぶってますけど、ミシンカフェやワークショップで
それなりにミシン使ったことはあるんです。
などなど。
もし、既にある程度ミシンに慣れていて。
自宅にミシンが欲しいな、なんて方や。
絶対に絶対にたくさん使います!
なんて、自信がある方は。
コンパクトミシンではなくて、
いいミシンを買ってもらっていいと思います!
使うってわかっているなら、投資してもいいと思うのですよー!
そんな発想ばかりでごめんなさいw費用対効果大事w
あ、しつこいですけど、買う前には必ず現物触ってみてくださいね!
さて、そうなると気になるのが、+αの機能ですよね〜。
気になるポイントは…
- 自動上糸通し機能
- 自動糸切り機能
- 押さえ圧調整機能
- 自動糸調子機能
- 模様縫いの種類数
この辺りでしょうか?
この中で、私がおすすめするとしたら。
自動糸切り機能と、押さえ圧調整機能!
になるかな?と、思っています。
理由は結構単純で。
- 自動上糸通し機能 → 手動で通しても大きな問題なし。
- 自動糸切り機能 → 下糸の節約に活躍!
- 押さえ圧調整機能 → ここは努力では如何ともし難い。
- 自動糸調子機能 → 手動で糸調子合わせるのに苦がなければ不要。
- 模様縫いの種類数 → 意外と飾り縫いの出番はない…。
はい。
上糸通しと、糸調子は、自分でできることなので。
あれば便利ですけど、なくてもなんとかなります。
模様縫いも。
ジグザグ、3点ジグザグ、あれば縁かがり、ボタンホールがいくつか。
まぁ、それくらいあれば十分かと思います。
文字縫いは明確に使う用途があれば、便利だと思います。
というわけで、推しは自動糸切り機能と、押さえ圧の調整になります。
自動糸切り機能があると、
縫い終わりに下糸も上糸も引き出してからカットする必要がないので。
下糸のロスがかなり減るんです!
下糸、途中で無くなると面倒ですからね…。
でも、下糸切る機会って多いので、あるとないで結構違います!
それから、抑え圧調整ですが、こちらはミシンの抑え部分の力を調整することができます。
まさに、ミシンの針で布を縫う部分の押さえの圧力ですね。
これを調整できることで、薄地やニットも綺麗に縫いやすくなるんです!
押さえ圧の調整でできる不具合の対処法については、
こちらのページがわかりやすかったので、ご参照ください。
こればっかりは…
そもそもの機能がついていないと、できる努力が限られてしまうので。
薄い紙と一緒に縫う、とか、テフロン押さえを使うとか、上送り(これは私もだいぶお世話になりました)を使うとか、
手がないわけではないんですけどね。
あったらいい機能として、挙げさせていただきました♪
そんなわけで、家庭用ミシンについて色々語ってきましたが。
と、言う疑問が出てきているのではないかと思います。
こちら、お答えしたい、お答えしたいのですが。
ミシン屋さんでもなんでもない、一素人の私には無理難題でございます。
ですので、具体的な機種については。
餅は餅屋、ミシンはミシン屋さんに聞くことをお勧めします。
既に一度ご紹介しましたが(そして初心者こそフルサイズ推しですが)、
格安価格と安心5年保証の日本ミシンサービス株式会社さんのHPは結構詳しいです。
ただ、ネットで調べるのもいいですが、だんだんどれも同じに見えてくるので(笑)
手っ取り早いのは、ミシン専門店さんに電話して聞いてしまうことです。
私が育休中に職業用ミシン調査のために実際にやった方法です。
お仕事されていると電話も難しいですけどね…
メールよりはその場で追加質問ができるのでお勧め。
「こういう目的(、予算)でミシンを探しています、
おすすめのミシンと理由を教えてもらえますか」
といった感じで、2、3店聞いてみて、
上がってきた機種から絞り込んでいくといいのではないかと思います。
あ、複数店舗(別系列のにしてくださいね)にしているのは、
やっぱりお店によって考え方が違うからです。
やっぱり好き好きって出てくると思うんですよね。
なので、複数聞いて、ダブった機種からみていくといいかと。
そんなわけで、「のりこぐま、家庭用ミシンについて語る」でした。
す、すみません、えらい長々と語ってしまいました。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
次は、職業用ミシンについて。
反省してなくてすみません(汗)。
いつかリライトします…